◾️内容
最初母親と娘で駅のホームで電車を待っているところに
強盗が来て母親が殺されるショッキングなシーンから始まる。
兄が死んで自堕落な生活をしていたタイラー。
バーで飲んだあと揉め事に正義感から介入して喧嘩して、
さらに刑事とも揉めたり色々と問題を起こす。
その後刑事の娘のアリをナンパしてお互いに好きになり恋人になる。
このアリが冒頭の母親を殺された女の子。
タイラーの家庭側は色々問題があり、
父親と仲が悪くなっているタイラー。
絵描きの妹ちゃんは学校でいじめられ、
父親が絵の展示会も来てくれず可哀想。
アリ側は父親が母親の死と刑事なのもあり過保護というか、
あまり自由を与えないというか、
心配性になってしまっている。
途中はラブロマンス、
妹のいじめ発覚を契機に
タイラーと父親が動いて
少し仲が良くなる感じで好転していく。
そんな雰囲気がでてきたところで、
タイラーが2001の同時多発テロに巻き込まれ
死亡するという結末。
◾️感想
全体的に家庭問題とラブストーリー的なテイストで進んでいくのだが、
主題としては亡くなった方の幻影というか影響とか
死というものを題材にしている映画と思った。
タイラーと父親は兄の死を、
アリと刑事は母親の死を。
死んだ方への想いや影響が
常に映画全体を纏っている。
同時多発テロで、日常を送っていた人、
問題が好転して前向きになっている人、
が最後のオチのテロであまりにも突然亡くなってしまう。
人生においての突然の死、別にみんな死にたくて死んでるわけじゃない。
でも死んじゃうし、残った人は亡くなった方を想いままた生き続ける。
途中、タイラーとアリがレストランで
「食べたいデザートから先に食べる。隕石が降ってきて死ぬかもしれないし」
と冗談まじりでスタンスの会話をしているのも
最後への伏線なのだろう。
リアル路線での人生と死を題材にメッセージを強めた作品なのかなと。
オチで同時多発テロを扱ったこともあり、配慮不足から賛否両論になってしまったそう。
最後がタイラーの死で終わってしまって、そこから残った人が前向きに歩き始めるというよりは日常に戻っていく感じで終わるので、観ている人に答えを出すような映画ではない。ただただリアルはこうだよねで締めくくって余韻は残るがモヤモヤする。映画としてそれをあえて狙っている感じですね。
個人的には結構好き。好きと言っても⭐︎3.5-4.0くらいの好き。
多分一般ウケはしない。ブログに書くくらいモヤモヤはさせられたので、やられた感はありますね!
リメンバー・ミー(私を忘れないで)
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