お恥ずかしながら「無言の帰宅」という慣用句を知りませんでした。
昔から常識には疎いタイプなのでよく間違って「やっちまった」で学んできたので、これもまた勉強。「鬼籍に入る」も知らなかった。
◾️私は何故知らなかったか
多分、ニュースとかワイドショーとかで聞いたこと見たことあるとは思うだけど記憶に残ってない。映像付きで使われることがほとんどで多分最初の見出しや画像から一瞬でご遺体が返ってきたと認識して、情報としては取得済みになってしまうから言い回しなどに注目してなかったからかなと思います。そもそも、ニュース/ワイドショーもここ20年くらい見なくなった影響も絶対ある。Yahooニュースでもタイトルだけさっと流し見しかしてないから触れてきてないのかも。
小説も80冊くらいは読んでるが知らなかったは、出てきていたかもだけど、小説内にある数多ある比喩や表現の一つとしてしか認識してなかったので、覚えていなかったとかかなと思っています。物語やキャラ、推理・考察は好きだけど言葉遊びの部分は興味が薄いのだという気づき。
昔から文章、言葉を読み飛ばしすぎですね…
多分映像、画像、音声、雰囲気、空気感、キーワードで私は物事を捉えている。
情報取得のスピードは速いが、正確性は少し落ちるメディアへの触れ方なんだろうなと。
「私は雰囲気でTV、映画、アニメ、小説、動画を観ている!」の弊害
これだけ情報に溢れて常に新しい情報が入ってくる世の中だと、
ある程度雰囲気だけで取得しないと疲れすぎるので仕方ない部分もある。
◾️文脈について
文脈的に違和感を感じて「無言の帰宅」が悪い報告なのは察することはできる。
察せてしまうから単語や慣用句を覚えないはあるかも。
◾️メッセージ型SNSの情報取得
Xやthreadsって文章が大量に流れてくるから、一つ一つしっかり読むのって大変。
なので基本皆んなスクロールしながら無意識に断片的なキーワードで情報取得および判断をしてると思っている。気になったものはしっかり読んだりするとは思うけど、人によりけりなのかも。
今回は単純に「無言の帰宅」を知らなかった可能性もあるが、
読み飛ばして「今朝から夫が行方不明」「帰宅」「無言」「申し訳ありません」しか情報を取得していない場合、間違った返信をしてしまうだろうなと。
【例】
今朝から夫が行方不明:事故、事件、浮気・不倫、飲みすぎて潰れている等
帰宅:夫が帰ってきた
無言:夫が怒ってる、気まづい状況、ダンマリ
申し訳ありません:ネットでお騒がせしてすみません。
ここで「無言の帰宅」を知っていれば「帰宅」「無言」の意味が変わる。
バイアスがかかって勘違いが出そうな部分は「今朝から夫が行方不明」で、事故・事件よりも皆ポジティブだったり、ネットによくある不倫・浮気、飲みつぶれている等の報告のほうに考えたくなる。死亡してるかもとか考えるのは少し気が引けるというか重いと思ってしまう。
これが「1週間前から夫が行方不明」だったら、事件・事故と理解する人が大半だと思う。
元メッセージをしっかり読めば、絶対に事件・事故関係なのは分かるのだが、
キーワードでしか読まないSNSの悪い部分がでてるのかなと…
◾️常識という言葉の日常使い
昔よりは意識してることもあり言ってはいないが、たまに「常識的に考えて」「普通に考えて」とか仕事で使ってしまうことがあるから反省。
言わないより言い方を変えたほうがいいかも。「客観的に考えて」「論理的に考えて」もダメだな。「●●に考えて」がもうダメな気がする。「考えた結果、」「考えたんだけど」が使いやすいか。自分が優位に立とうとする言動は極力なくしたい。友達間のネタとしてはいいけど日常ではメリットが薄い。
基本スタンスとして、
・自分が知っていることが常識だと思って話さない。
・常識の押し付けはしない
で生きていきたい。
◾️失敗談
常識的な失敗としては昔、中学生の頃かな。病院で外科を「がいか」と読んで受付をしたときに何回か聞き返されたて恥ずかしかったのを思い出した。
あと2週間前にフレンチにコース食べた時にフィッシュスプーン知らなくて使わなかった…
そういえば昔から天然キャラの属性を少なからず持っていた気がする。(友達談)
※この記事は落ち着いたくらいに投稿する。
現在(2025/9/26)、SNSで盛り上がってるけど今あまり投稿すべき内容じゃないと思っているので。本記事はあくまで自分の中の語彙不足や常識というのを整理としてまとめただけです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
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