忍者ブログ
このブログはビーキョウの日常をたんたんと語ったものです。 過度な期待はしないで下さい。
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • バブル観てきました!
    Netflixで1回観て、映画館でも3回みてきました!



    【ストーリー】
    ◼︎第一次降泡現象
    5年前、世界中に泡が降り注いだ。
    それは降泡現象と呼ばれ、程なくして東京タワーで大規模な爆発と共に、
    東京は大きな泡の膜(シールド)のようなものに包まれた。
    ヒビキは施設の子供達と一緒に東京タワーを訪れており、
    降り注ぐ泡の一つであるウタ(泡)が歌っていた音が
    ヒビキにだけ聴こえて二人が出会う。
    ガラス越しにヒビキとウタ(泡)が近づいた瞬間爆発が発生。
    ウタ(泡)はヒビキをなんとか守り地上に帰した。

    東京を包んだ泡について各国の研究機関が訪れたが解決できず、
    移住区としても機能しないため、東京は捨てられて現在は
    侵入禁止区間となっている。

    ◼︎東京バトルクール 電気ニンジャ戦
    第一次降泡現象で身寄りを無くした子供たちを中心に
    東京の泡内でパルクールレース(バトルクール)が盛んになった。
    東京の泡内は空中に小さい泡が浮かんでいたり重力が通常と異なっていたりで、
    特殊な環境下でのパルクールに熱心な若者が集まった。

    カイ率いるブルーブレイズ(BB)メンバーと電気ニンジャの対戦。
    ヒビキもBBメンバーとして参加していた。
    BBチームのウサギが罠にハマりギリギリ渦に飲み込まれそうなところでヒビキが颯爽と登場し、華麗に空中に浮いている泡を伝って、誰も使わないルートで救出+フラッグを取得。チームは勝利。

    ◼︎ウタとの出会い
    歌が聴こえると東京タワーに向かうヒビキ。
    展望台の手前付近まで上がるが、協力な蜘蛛の巣(ブラックホール)による
    重量方向の変化と波にのまれ蜘蛛の巣に落下してしまいそうになり、
    なんとか範囲外に飛ぶも海に落ちてしまう。
    海の中でも渦が発生しており電車等にもぶつかり息も切れ気を失う。
    そこに見守っていたウタが登場。
    ヒビキが最後に吐いた気泡(空気)とウタの泡が融合し、
    人の形を形成。またウタは電車のアイドル広告の
    制服をモチーフに服まで形成する。
    そしてヒビキにキスをそして空気を送り救出までする。
    ウタは地上でヒビキに触れるが指が泡化してしまう。

    ◼︎ウタとの日々
    BBの拠点、調査船令洋に保護されたウタ。
    最初は人間の言葉はしゃべれず猫みたいな挙動。
    しかし好きな人のため徐々に本を読んだり観察したりで
    人間らしくなっていくウタ。
    お気に入りは人魚姫の本。
    ヒビキもウタへの恩義もあって世話をしていく中で、
    BBメンバーにも徐々に馴染んでいく。
    ある時ヒビキは隠れて花畑の場所で花を世話していた。
    そこにウタがこっそり着いて来て、
    貝殻で波の音を聴いたり、聴覚の苦悩を打ち明けたり
    徐々に距離が近づいていく二人。

    ◼︎東京バトルクール アンダーテイカー戦
    マコトがアンダーテイカー(葬儀屋)に人質に取られ
    バトルクールの賞品になってしまう。
    BBは勝利すればマコトを。
    敗北すれば拠点令洋を奪われてしまう部が悪いレース。
    BBメンバーは気合いをいれてウタもやる気満々。(ボコす)
    序盤押され気味になり渦の箇所に誘い込まれる形で罠にはまるBBメンバー。
    大きなロスになり苦戦している中、ウタは目の前の渦に向かって飛んだ。
    渦の流れを完全に読み切り空中の泡も使って突破していく人間離れしたルートを行くウタ。
    続いてヒビキもカイのアシストもあり大ジャンプからのウタと同じルートを追う。
    最後はフラッグのあるクレーンに向かって浮いている電車の上を走る二人。
    先にヒビキがフラッグ手前のクレーンに掴まりウタに手を伸ばして「来い」という。
    ウタがヒビキに触れると泡になってしまう恐怖からジャンプ出来ないでいると
    葬儀屋のリーダーがヒビキに強襲しようとしたため、
    止めるべくウタは飛び、葬儀屋リーダーを踏み台にして、
    ヒビキの腕を取った。泡になる腕で踏ん張りながら
    一気にヒビキのアシストでフラッグへ向けてジャンプするウタ。
    無事ウタはフラッグを回収しBBメンバーは勝利を収めた。

    ◼︎第二次降泡現象
    勝利後パーティをしていたBBメンバーだがウタはおらず、
    気になったヒビキは花畑の場所でウタを見つける。
    ヒビキが想いを伝えキスしそうになるが、
    タワーの泡の本体が大きく唸り泡が降りはじめた。第二次降泡現象である。
    ウタは止めに行こうとタワーに向かう。
    ヒビキも向かおうとするが赤い泡に邪魔されて水に落下。
    他メンバーやカイ、マコトさんは東京から退避しようと令洋を動かす。
    ヒビキは途中で助けられて、一度令洋に戻る。

    ◼︎ウタの救出(タワーアタック)
    ウタを助けるためタワーに行くと言うヒビキ。
    カイ達BBメンバーにも一緒に来てくれと頼み承諾するメンバー。
    BBメンバーでタワーへのアタックを開始する。
    葬儀屋から特殊ブーツも渡されたこともあり、
    順調にタワーを登っていくBBメンバー。
    しかし、展望台直前のギリギリ登り切れる箇所から30m程の
    空間があり特殊ブーツの大ジャンプでも厳しいといった状況。
    そこに伝説のバトルクールプレイヤー、シンさん登場(片足義足)。
    シンさんはギリギリの場所までのルートを示して、
    30mジャンプはカイ、シンさんの援護もありヒビキは無事に展望台に
    手が届いたのだった。

    ◼︎ウタの救出(展望台)
    展望台の中は、第一次降泡現象の爆発の直前のままの
    景色で時が止まったような空間だった。
    ヒビキはそこで思い出し、過去の自分に触れた瞬間、
    灰色だった当時の人は泡となって消え、
    泡本体とウタの姿が上の方にみえてくる。

    ウタは暴走する泡本体をなんとか止めているような形で
    (もしくは人との恋を理解してもらおうとしている)
    ヒビキが近づこうとするも赤い泡に邪魔され
    赤い泡の中で息が吸えずに溺れそうになる。

    ウタはヒビキを救い出そうと、
    人魚姫の如く身を投げ出し、
    ヒビキを助ける。

    ◼︎ウタの結末
    体が泡となって崩れていくウタ。
    崩れた泡が赤い泡の追跡を妨害し、
    下の水まで落下します。
    ウタはヒビキにキスをして
    浮いている瓦礫上にヒビキが上げるも
    ほぼ泡となっているウタ。
    泣きながらウタの名前を叫ぶヒビキ。
    最後ウタは泡となって消えてしまいました。

    ウタの泡は青い泡となり
    泡本体と赤い泡を染め上げ、
    東京を覆っていた泡の膜(シールド)も消え、
    世界中に青い泡が降り注いだ。

    ◼︎東京復興
    場面が変わり、泡の膜が無くなった東京。
    一部泡は残っているものの、
    ほぼ以前と変わらない状態になったため、
    復興に向けて工事が開始されつつあった。
    そんな中でも東京バトルクールのメンバーたち、
    BBメンバーたちはバトルクールを続けていた。
    ヒビキもレースに参加しており、
    その横にはウタと思われる泡が一緒にあった。



    【キャラ】
    ◼︎ヒビキ
    子供頃から聴覚が敏感で街中だと具合が悪くなりうずくまる程。
    母親はいくつもの病院に連れて行ったが解決せず
    最終的には音を軽減するヘッドホンをつけられて施設に預けられてしまう。
    降泡現象の時、施設の子供達と一緒に東京タワーを訪れており、
    そこでウタ(泡)と出会う。
    パルクールでは身体能力に優れ特殊な聴覚で泡の音を聴き
    伝っていける能力がある。

    ◼︎ウタ
    泡本体から独立した少女。
    服は泡から人間型になるときに近くにあった
    電車のアイドル広告をモチーフに生成。

    ◼︎マコト(ワタヌキマコト)
    降泡現象を調査している女性科学者。
    調査船令洋の設備を利用して研究をしている。
    今ではすっかりBBお世話係。
    シンさんが好き。

    ◼︎シン
    伝説のバトルクールプレイヤー。ファンも多い。
    昔東京タワーにアタックして片足を失った過去を持つ。
    現在はバトルクールのジャッジをしている。
    小型船には妻と娘の写真が置いてあり、
    降泡現象で亡くなったと思われる。

    ◼︎カイ
    BBリーダー。
    マコトさんが好き。
    船舶系の勉強もしており船・令洋も動かせる。

    ◼︎ウサギ
    BBの低身長なお調子者。

    ◼︎イソザキ
    坊主頭のメガネ君。
    「NINJA」Tシャツを着ていたりする。

    ◼︎オオサワ
    ドレッドヘアの大柄な男。裁縫が得意。
    打ち上げ時にプロテインめっちゃ飲んでる。



    【用語】
    ◼︎調査船:令洋
    渋谷ビル街に廃棄されている船。
    ◼︎蟻地獄
    水面にある重力渦。そこに落ちると渦に飲み込まれる。
    ◼︎蜘蛛の巣
    空中にあるブラックホールのような重力場。
    ◼︎重力雲
    東京タワー展望台を包んでいる泡の膜。
    重力方向が激しく入れ替わっており進むのが困難になる。
    ◼︎東京バトルクール
    パルクールレース
    フラッグを先に取った方が勝ち。
    プレイヤーは水に落ちると失格。
    相手を突き飛ばしたり、特殊ブーツを使うのもありで結構自由。
    それぞれのチームは拠点と言われるホームグラウンドを持っている。
    ◼︎ブルーブレイズ
    渋谷にある令洋を拠点とする主人公の属しているチーム。
    ユニフォームはムササビをイメージ。
    掛け声は「青い炎で焼き尽くす」
    ◼︎電気ニンジャ
    秋葉原を拠点とする弱ペダみたいなジャージを着ているチーム。
    ◼︎関東マッドロブスター
    練馬を拠点とするチーム。パワーでは随一。
    ◼︎アンダーテイカー(葬儀屋)
    お台場を拠点とするチーム。
    面で素顔を隠しており、機械音声で話す。
    潜水艇、ドローン、特殊ブーツ提供など強力なスポンサーがついており、
    バトルクールを東京デスゲームという名称でネット上に配信している。



    【考察】
    ◼︎泡の正体
    無数の泡で形成された集合意識の知的地球外生命体。

    ◼︎泡の目的
    生存のためと考えられ漂流の結果、地球に流れ着いた。
    元々母星は合ったと思われるが何かの事情により漂流していたと思われる。
    作中マコトさんが言っていた集まってまた壊れての繰り返しと
    宇宙の真理的な事を言っていましたが、泡の漂流の事も含めて
    作品の中で伝える表現方法になっていると思われる。

    ◼︎ウタとは
    集合意識の泡本体から一つの泡が自我に目覚め歌い恋をした。
    それがウタ。自我に目覚めて集合意思から外れる情報は
    パンフレットの脚本佐藤さんのコメントで記載あり。

    泡本体と一緒だった時は情報伝達機器官のような重要箇所だった思われる。
    降泡現象の時も歌(ハミング)をしていたのはハミングが
    情報伝達の手段だったからと思われる。
    また本器官はハミングを元に伝達し合ったものを
    コピーするような性質を持つと考えている。
    ヒビキとハミングした事で自我が芽生え、
    さらにヒビキの出した空気やキス(より強固な情報伝達)を介して
    人間の要素をコピーし最終的に人間化したと思っている。
    ※ただし根幹の泡としての性質は失っていない。
    ※ハミングは最初の接続確立みたいな役目(電話を繋げるイメージ)

    ◼︎ウタが言っていた「姉」とは
    泡本体を指す。
    「姉」という言葉をウタがチョイスしたのは、
    人魚姫の本に出てきた言葉を比喩的に使っため。
    劇中でも人魚姫の「王子様」「人魚姫」という言葉や、
    物語中の言葉で主に想いを伝えていました。

    ◼︎東京を包んでいた泡の膜
    泡は地球の環境(重力)だと水になってしまう。
    そのため泡本体を中心に泡の膜を東京に張り、
    生存のできる環境を作り上げたと考えられる。
    特殊な重力状態でないと生存できないため、
    東京内は蟻地獄や蜘蛛の巣などの強力な重力場が
    形成されたと考えられる。
    ※母星自体が特殊な重力環境だった思われる。

    ◼︎泡が水に戻る理由
    水に戻るシーンと関係ある箇所
    ①東京以外に降った泡は最終的に水になった。
    ②ウタが水中で最初ヒビキを助けるためのキスをした時は泡にならなかった。
    ③ウタはヒビキと触れ合うと時だけ泡になる。
    ④ウタはマコトさんとは触れ合っっても大丈夫だった。
    ⑤終盤ウタの青い泡も世界中に降り、人に触れて水になった。

    泡の特殊な性質として特殊な重力下では一定期間しか生存できない。
    →①⑤

    ウタは泡本体(集合意識)から外れて自我を持ち特殊な存在となった。
    ハミング(歌)した生命体(ヒビキ)の情報元に存在が変わる。
    →②は存在が変わっていく最中だったので影響なし
    →③はよりヒビキの情報に触れる事でより人間への存在変化をするが
    泡の性質が消えなかったため、地球人の重力耐性と根本が異なり
    対応できずに泡化(水に戻る)が進行してしまった。
    →④はハミングしたもの同士でいわゆるコネクションや接続情報のようなものが形成されており、他の人間に触れても大丈夫だった。
    (電話が繋がっている状態的な形)

    ◼︎泡本体の対応
    泡本体は重要器官であるウタが人と繋がることで
    泡本体にも影響がある事を危惧して対応をしていたと思われる。
    (生存できなくなる可能性)
    最初は様子見していたが、ウタがヒビキに触れて泡化(水化)することが
    判明して強行策に出た感じ。
    降泡現象は泡本体の生存のための防護策の一つ。

    ◼︎東京タワーの重力雲と蜘蛛の巣が消えた理由
    ヒビキが展望台に侵入した段階で消えた。
    東京タワーの重力雲、蜘蛛の巣(ブラックホール)は
    泡本体の防御システムと捉えており、
    突破されたことで解除された。

    ◼︎東京タワー展望台の中が過去の時点の形で残っていた理由
    泡に過去の情報を見せる(思い出させる)ような力がある。
    ※花畑でウタの泡がヒビキに触れた時も同様。
    恐らく展望台を覆っていた泡がヒビキの過去を具現化した
    形で見せたのだと思う。

    ◼︎ウタの青い泡と赤い泡を染め上げた現象
    ウタは情報伝達器官のようなところがあり、
    泡本体(集合意識)の説得(書き換えた)に成功。
    ※人型から泡型に戻っていったため、泡本体とのコネクションが強まった可能性。

    ◼︎最後バトルクール中にヒビキとウタと思われる泡が写るシーン
    第二次降泡現象でウタ本人は泡(水)となって消えてしまったと考えている。
    エンディングのヒビキと一緒に飛んでいた泡は第二次降泡現象でウタの青い泡に染め上げられて同一に近い存在となった別の泡ではないかと思う。(ウタの残したもの)

    ◼︎「崩壊と再生」と「また会おうね」
    随所でマコトさんが言っていた崩壊と再生。
    (集まって爆発して分かれてを繰り返す)
    崩壊後も自分という元素が他の形で再生して一緒になるといった表現をしていた。
    第二次降泡現象の終わりにマコトさんが「崩壊と再生」について
    ウタが「また会おうね」といったセリフは、
    ウタは泡本体と一緒に地球の重力下で生存できず徐々に消えてしまう(水になる)運命でも、いつか再生してまた会えるという希望を持ったセリフと想いになります。
    そしてエンディングテーマ曲で「じゃあね、またね。」が流れる。



    【感想】
    凄くキレイで爽快で見ていて心地良い作品だった。
    ハイクオリティなPVをずっと観ているような感じ。
    ストーリーはメインの流れはそこまで難しくないが
    泡の性質と各所の現象については説明がされていないため、
    少し分かりづらくはなっている。
    人外との純愛は沙耶の唄やノーゲームノーライフゼロを思い出す。

    初回視聴した時はヒビキ視点でみていたのだが、
    2回目はウタ視点でみると凄く好きなのに触れられない
    哀しさが所々にあって、せっかく人間になれたのに
    それもいつか終わることを意識しているウタちゃんが
    もうほんと心にきて泣く。

    パルクールレースは私は大好物でして、
    エアギアとか好きだし、ヴィークルエンドという小説も好き。
    グラビティデイズも好き。
    もうそれが劇場で1番前の席でみたのですが、独り占めだよ?
    圧巻のパルクール映像を独り占めしてまるで自分がパルクールしてるみたいな
    そんな高揚感もありつつ、純愛にSFにと盛り沢山で大変楽しめた作品。

    拍手[7回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    『天穂のサクナヒメ』クリア感想(ネタバレあり) HOME 『リディー&スールのアトリエ』感想(ネタバレあり)
    Copyright © ビーキョウの日々 All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]