琥珀の秋、0秒の旅読み終わりましたー。
電車でニヤニヤしながら読んでたので、
近くにいた人ごめんなさい。
【感想】
函館、青函トンネル、仙台、福島、那須高原、宇都宮、東京
時間たっぷり(止まっているが)とはいえ
徒歩で完走したの凄い。若い。
時間が止まった世界でのお話でしたが、
設定が細かくできていて、
よくこんな細かく設定詰められたなぁ
感心しながら読んでおりました。
また私は北海道出身なので函館の話とか
井熊さんの方言とかもアクセントになり
より楽しく読めましたね。
麦野家に代々伝わる時止め能力なのかもしれないが、
今回は井熊さんも一緒に止まった世界に入門と
イレギュラーな感じだったのかもですね。
井熊さんは空条承太郎だったのかも。
2人で旅をしながら喧嘩したりお互いの話をしたり、
徐々に打ち解けていって、
井熊さんが熱を出して看病されてからの
デレっぷり!いやデレてるというか
一気に仲が縮まった感じがとても良いですね。
那須高原の温泉街のところとかも
ニヤニヤな感じですよ。
全体を通して止まった世界での旅の難しさとか
凄く細かいところまで表現されていて
読んでて面白かったですね。
雨のトンネルができるところとか
映像にすると良さそう。
最後記憶をなくした麦野に会いに
しっかり記憶を保っている井熊さんのが来て、
記憶を無くしていることに絶望しながら帰ろうと
したところに「井熊さん!」です。
良き。
記憶を無くして覚えていないはずなのに
名前を読んだりする設定良いですよね。
この2人は旅をしてせっかくここまで仲良くなったのだから、
未来に向けて一緒に頑張っていってほしいと願います。
【キャラ】
◼︎麦野カヤト
話すの苦手というよりは、人に触れられない体質からの
ネガティブ思考が強い少年。
根は真面目で罪悪感、倫理観しっかり持ってて偉い!
◼︎井熊あきら
不良少女っぽい一匹狼さん。
基本ポジティブ思考と思いきや強がってる感が
前面に漏れ出てる少女。
看病されてからのデレ具合が凄い。
まぁ下手したら死んでたかもだし、
麦野がしっかりフォローできてたし、
惚れはじめるのもわかる気はする。
【最後に】
函館で時間が止まって、「今回は函館が舞台か」
と読んでたらまさか「東京」までいくとは。
スケールが大きくて、高速道路歩くの便利だなとか
時間が止まってる設定を活かした場面が多くて
新鮮な感じで面白かったです。
大きい展開はなかったけど、
旅の大変さとか苦労とか
麦野と井熊さんのやり取りとか
安定して楽しかった印象ですね!
◼︎その他
八目迷さん原作の
「夏へのトンネル、さよならの出口」のアニメ映画。
6回もみちゃった。
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