こんちゃ(´・ω・)ノ
クオリアとは、主観的に感じること。
質感ともいう。
「
●」この丸の感じ。なんでこのような感じで見えるのか。
多分皆さんには赤色に見えると思うのだが、
それは人それぞれで、個人の主観でしか判断できない。
もしかしたら、誰かは「
●」これが赤色だと思っているかもしれない。
人によって見え方や感じ方は変わり、現在の科学では
このクオリアは謎のままである。
「
紫色のクオリア」
320ページくらいの短編文庫本。
一日で一気に読んじゃった。
内容は、
毬井ゆかりという人間がロボットに見えている少女と、
数奇な体験?をする主人公の波濤学(女の子)の物語。
クオリア、哲学ゾンビ、量子論、
解釈、確立と可能性の世界
波動の収束、シュレディンガーの猫と観測
世界の原理
などを題材に、日常から、ある事件をきっかけに、
光のごとく加速していく物語。
■感想
1冊完結の短編ながらも、内容はすごく濃い。
哲学的思考から科学的思考までとてもおもしろく読ませていただきました。
シナリオ的には1冊完結というのもあって、
物語の加速度がすさまじく、若干駆け足気味だったが、
そんなのはおいて置いて、関係なくおもしろかったかな。
正直、読みながらある程度予想してたんだけど、
やはり予想の斜め上あたりをいかれた(´・ω・`)
最後のほうの主人公と毬井ゆかりのシーンは、
よかった(´-ω-`)
シュタインズゲートと違って、
もっと大きな枠組みで、世界が変わる。
規模でいうとこちら。
シュタゲは主人公が苦悩しながらも、
立ち向かうのがやはり感情移入もしやすく、
プレイした人の心に残ったと思う。
紫色のクオリアは、感情移入というより、
物語の加速、世界観の大きさで、結構興味を引かれて
一気に読んじゃった感じかな。
よくこれだけのものを1冊詰め込んだよね。
3冊完結くらいなら、
もっと感情移入できるシナリオを上手く構成できたかもね。
まぁつまり
おもしろかったということだ。
哲学、物理、量子、数学・・・どれも知る分には面白い。
使ったり行う分にはどうだろう・・・(´・ω・`)
最近思ったんだが、
自分はどちらかというと情報収集家的な気がするよ。
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