こんちゃ!
ノーゲームノーライフゼロを劇場で観てきました!
※この記事を書いたときには既に5回みております。
※追記 2017/08/20 7回目になり入場特典はコンプ。7回目で涙流しまくり・・・。
■感想など
TVアニメ版は観ていて、小説は読んでいません。
正直言うと私はアニメ方は安定して面白いなぁ程度の感じでした。
が、アニメ放送後にwikiで調べて、大戦時のことや種族の設定の内容は知って、
世界観と種族設定等の細かさにワクワクしたのを覚えています。
今回の映画は大昔の大戦時の内容ということで気になり劇場に足を運びました。
あまり期待せずに劇場でみたら、予想の遥か上の面白さと設定や世界観が
忠実に綺麗に映像化されていることに大変感動しました。
そして人の心、人間の弱者故の強さ等に焦点を当てたストーリーとシナリオに
何度泣かされたことか。
リクとシュビィの関係が本当に尊く、感情移入してしましました。
良い映画を作ってくれて本当に感謝しています。
最近仕事柄、AIや人工知能の記事を読むことが多く、人間の高性能な
脳に近くづくためには。なんてよく考えているのですが、
いつかシュビィみたいな心を持ったロボットが作り出される未来が来るといいなぁ
と個人的に思いました。
■内容について(ネタバレあり)
最初、イズナと唯一神テトがチェスをやっているとことから、回想として
物語が始まり、6000年前の星を殺した大戦時のお話。
精霊回廊から生まれた神オールドデウスたちと、神々につくらてた、
エルフやドワーフやフリューゲル等が争う荒廃した死の灰(黒灰)が降り注ぐ世界。
その中で絶滅寸前の人間の集落を率いるリクと、エクスマキナのシュビィが
心を通わせ、大戦を終結に向かわせる物語
・リクの故郷を焼き払った悲劇
ドラゴニアの王のアランレイヴが放った崩哮(ファークライ)を、
エクスマキナのアインヴィークで防いだ描写。
最初の映像から、設定を知っていると楽しめる世界観全開の良いシーン。
※ファークライはドラゴニアの命を引き換えに放つ必殺の一撃。
この戦闘が切っ掛けで、後にリクとシュビィが出会うことになる。
・ドワーフの基地の調査とイワンの死
故郷を失い、年月が経ち、集落の長を務めるリク。
人間のが生き残るために情報収集等に明け暮れている。
その中で、破壊されたドワーフの基地で、最新版の
世界地図、戦略図、開発中の髄爆のデータを取得。
この地図から、エルフの都市の位置を特定し、シュビィと出会う切っ掛けとなる。
しかし、そこに怪物(デモニア)が現れ、リクの命令により
仲間のイワンが死ぬこととなる。
しかも、集落にいる子供のノンナ(クラミーの祖先)のお父さん・・・
・リクとシュビィの出会い
破壊されたエルフの都市で、いきなりリクに一体のエクスマキナが襲いかかる。
そして、キスされたあげく性行為しようと言ってくる。理解不能。
その一体のエクスマキナは、人間の心を解析するために
リクに接触し、解析のための条件を提示し、チェスでの勝負を挑む。
そしてリクはあっさり負け、人間の心を理解するまで、
リクの側にいることをなる。
これがシュビィ。
最初はシュヴァルツァー(黒)と名乗ったが、リクに訂正された。
※空と陸、白と黒(シュビィ)の反対に位置するもの同士、名前も対になっている。
そして、集落や外部の調査時に色々あったが、リクと少しづつ心を通わせていく。
調査時にエルフの霊界術式アーカシアンセの情報を得る。
色々省略しているが、
「リクのやりたいをやりたい」
「その目がいい。違う。その目が好き」
など本当にかわいいシュビィ。
・幽霊たちの暗躍開始
ドワーフとドラゴニアの戦闘が始まり、
集落にも被害が及ぶ。
その中で、リクが選抜した人を集め、
戦死したことにし、「幽霊」となったものたちと
一緒に勝利条件「大戦の終結」に向けてゲーム(暗躍)を開始。
集落は姉ことコローネ・ドーラが引き継ぎ、別の新しい集落に移動。
リクは以下のルールを創り、幽霊たちは
ルールの同意に誓って動く(アッシエント)
【一つ】誰も殺してはならない
【二つ】誰も死なせてはならない
【三つ】誰にも悟られてはならない
【四つ】如何なる手も不正ではない
【五つ】奴らのルールなど知ったことではない
【六つ】上記に違反する一切は敗北とする
「敵は神、天地を焦がす暴力、絶望の具現、勝算は虚空の遥か彼方。
全て秘密裏に事を成すことが勝利条件故に、勝利しても誰の記憶にも残らず、
語られることもない。我らは幽霊であり幽霊は語らない。だけどさ、
もしも、もし、このゲームを本当に成し遂げて勝利出来れば、
俺ら最高にカッコ良く生きたって、胸張って死ねると思わねえ!?」
この辺りのセリフが全体的にカッコいいし、気合入る感じが良いよね。
・リクとシュビィの結婚
リクがシュビィに告白し、拒否。
しかし、その理由はシュビィがリクの故郷を焼き払ったためであり、
機械ながら罪悪感があったため。しかし、それでもリクはシュビィ
会えたことに全てに感謝し、求婚。
流れるはずのないシュビィの瞳から涙が流れ、二人は夫婦となる。
・暗躍
幽霊たちの暗躍と情報操作により、エルフ、ドワーフ、ワービースト等の
種族が人類のいる大陸から移動。
そして、大戦の勢力のほとんどが同じ大陸に集まり、
一触触発となる。
そもそも大戦が起きているのは、オールドデウスたちが唯一神となるための
概念装置、星杯(スーニアスター)を手に入れるため。
星杯はこの星で一番力のあるものの前に現れるため、他のオールドデウスを
全て潰せば唯一神となれると考え大戦が勃発した。
リクとシュビィと幽霊たちは、
エルフのアーカシアンセ、ドワーフの髄爆、アルトシュの神撃を
ぶつけて、膨大なエネルギーとし、その力をシュビィの兵装アインヴィーク32機で、
コントロールし、星を貫く。
星を貫くことにより、オールドデウスを生み出している源である、
精霊回廊を発現させて、星杯を顕現。手に入れる作戦。
・シュビィとジブリールの戦闘
劇場版では一番の見所と言える箇所。
星を荒廃させた争いの絶大さを前面に出した映像に圧倒された。
リクが休息中に、シュビィ単体でアインヴィークの設置を行なっていたところに、
ジブリールが登場。
「全武装、戦力、戦術を賭して、命乞いを開始する」
シュビィがエンダーアポクリフェン(ドラゴニアの崩哮の模倣)などで応戦するも
実力差がありジブリールにボロボロにされるシュビィ。
殺される事を確信したシュビィは、ずっと行なっていなかったエクスマキナの
クラスタと同期を開始し、想いを託す。
同期完了まで全典開(アーレスレーゼン)で、ジブリールと戦闘。
しかし最後は、ジブリールの天撃により消滅。
シュビィ想いの同期、リクとの結婚の証である指輪だけは守り抜き、
シュビィはいなくなる。
・リクとエクスマキナによる共闘
シュビィの死を知り、リクは絶望し、ゲームにも負けたと思っていた。
そこにアインツィヒと名乗るエクスマキナが現れ、
シュビィの遺言を伝える。
【二つ】誰も死なせてはならない
シュビィは道具だからルールは適用されないと告げ、
ゲームの継続をリクに託す。
リクは自分の心に嘘をつき、シュビィを道具として扱い、
ゲームを続行する。
しかし現在、アインヴィークは32機中24機しか設置できておらず、
星を貫くコントロールは不可能。
しかし、軌道修正により、エクスマキナが攻撃を受け、
それを解析し、星を貫く兵装の模倣するという作戦に変更。
・最終決戦
エクスマキナは、アルトシュ陣営のあるアヴァントヘイムの後方から、
エルフ、ドワーフ艦隊にむけて、天撃(模倣)を発射。
エルフとドワーフはそれを受け、先制攻撃されたと思い、
アーカシアンセ、髄爆を発射。
それに対し、アルトシュが降臨し、「神撃」を撃つ。
それをシュビィが設置したアインヴィークで軌道修正。
エクスマキナが攻撃を受け、模倣ができるようになる。
リクの場所に、星殺し(ステイルマーター)を典開。
星を貫いた。
これによりリクの目の前に星杯(スーニアスター)が顕現。
手に入れようと手を伸ばしたが、余波により、リクが消滅。
しかし最後のリクの祈りによりゲームの神様「テト」が生まれ、
星杯を獲得し、唯一神となる。
■その他
・線について
世界の雰囲気を作るためか、
テトの作った青空の世界では、キャラの線がピンク。
大戦中は濃い青か黒が多用されていた。
またスタッフロールではピンクから青に文字色が変わっている。
・小説版とは少し違う
小説版はアルトシュが殺される
というか神撃時に精霊回廊のエネルギーを吸収して放っているため、
その時点だと星殺しをしても、アルトシュに星杯が顕現されてしまうためだとか。
・リクの戦績
一度もゲームに勝つことはできなかった。
最後にテトとチェスで引き分けた。
・テトが作った世界での精霊について
10の盟約により、殺すのは禁じられているため、
精霊を殺して使用していたエネルギーは全て自由に使えなくなっている。
[0回]
PR