こんちゃ
「打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか」を
みてきました!
■客観的な感想
先に客観的な感想になります。
この作品は万人受けしないだろうなぁ。と思いました。
青春ものなのですが、感情移入するための場面が少なく、
表現も足りないかなぁといった感じ。
のりみちのなずなを救えなかった心の葛藤がもう少しほしかった。
その上で水晶玉での奇跡を起こしたならもう少し、感情移入できたかなぁと。
奇跡が少し安くなってしまったのが惜しい。
なずな側も新しい父が嫌なのかどうなのか。前の父がすごく良かったのかといった、
描写が欠けており、なかなか感情を読み解くのが難しい作品。
アニメーションはシャフトですが、淡々とした言葉や態度、雰囲気で
感情を表現するのは得意なイメージですが、
顔をくしゃくしゃにしたり、全力で懇願したりなどは
少し弱いのかなぁと思ったり。
小説とかだと、ある程度のその辺の背景や本人たちの気持ちが
伝わるまでの文量があるため、感動に繋がるのですが、
映像作品が故に難しいところ。
よく他の方で文学作品と言われている方がいて、
その通りかと。国語の教科書とかに出てくる物語な感じ。
■個人的な感想
とまぁ色々言ってはいますが、自分は好きです。
映画としてはあれかもしれませんが、ストーリーやキャラ、
青春と恋愛と奇跡。そこに海と花火。個人的に共感できる部分が
多くあったので好きです。面白かった。もう一回見たい。
好きな女の子のために全てを投げ出して駆け落ちできる。
その全力な姿は、自分自身のif(もしも)を想像させますね。
学生時代とかのあの時!もっと全力だったら!と思いださずには
いられませんでした。
なずな、のりみち、ゆうすけの若い行動の数々も
中学、高校時代のバカやってたのを思い出して懐かしい。
とまぁ登場人物に共感できる部分が少ない方は、
あまりこの作品に感情移入できない気がします。
しかし、シャフト絵のなずなが可愛い。というか色っぽい。
そして若干変態ちっくな場面が多く感じ、
あまり女性受けはしなさそうかなぁ・・・?。
■考察
原作のドラマ見ればわかるのかもしれませんが、
一旦今回の映画の映像のみで考察
・最後の出席確認でのりみちがいない理由
なずなものりみちもいなかったので、
最後の世界では上手いこと駆け落ちして、
東京にいったのかぁと思います。
他にはなずなは引っ越した後で、
のりみちは登校の気分にはなれず
海岸などをフラフラしてた説。
あと他の方の考察では、のりみちは最後水晶玉が割れたので、
元の世界に戻れていない説。
・なずなの父が死んだ理由
父も水晶玉を持っていた描写があり、
なずなの父と母もそれを使って駆け落ち。
使うことがなくなった水晶玉ですが、
なずなが生まれ、なずなが溺れるか何かで、
亡くなった世界線があり、それを再度水晶玉で
変えたのですが、その代償に父が死ぬ世界線となったとか。
・なずなの父のグーパン
現代でやれば間違いなく犯罪というかダメ!
ですが原作自体は1993年のもので、
まぁ時代的にまだ体罰があれな時代なのか
・ゆうすけが灯台で突き落としたシーン
まさかのご乱心。若いとはいえ殺人はあかん!
しかしここで、逆に突き飛ばした理由を考えると、
のりみちに水晶玉を使わせてなずなをを助けるためで、
ゆうすけは実は水晶玉の存在を知っていた説。
最初ののりみちがプールの50m競争で負けたのはゆうすけが
水晶玉で作った世界だから。
ゆうすけは何度も繰り返してて、なずなを助けることができずに、
諦めていたが故に、 なずなの誘いを無視した。
ゆうすけが途中不自然にトイレに行ったののも、恥ずかしがってた訳ではなく、
のりみちに水晶玉を見せて、ループに変化をつけるため。
とか色々考えたりすると話広がりそうな作品。
・水晶玉の正体
これだけは謎。シュタゲや君の名は、奇跡を起こした
元の正体が分かるのだが、この水晶玉はなずなの父が持っていた
くらいしかヒントがなさそう。
父が実は未来人で、なずなの母が1番最初の結婚相手に
不幸にされるのを知って、助けに来て駆け落ちしたとか?
未来の道具説。
最後水晶玉は砕けたので、父の時のif(もしも)もリセットされて、
なずなが生まれてこない世界線がエンディングだった
可能性もありますね。
・で、花火は丸いの?平べったいの?
ま、まぁ、丸いんじゃないですかねー。
でもピカチューの似顔絵が浮かび上がる系花火とか
真正面からしかしっかり見えない系花火は、
横からみちゃダメですよね!
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