駒田蒸留所へようこそ観てきました!(初日)
P.A.WORKSさんのお仕事シリーズの映画!
そして題材がウイスキー蒸留所というなんともマニアックな!
【ストーリー】
代々引き継いできた駒田蒸留所にて失われた幻のウイスキーKOMAを復活させる物語。
3代目現社長の駒田琉生が駒田蒸留所を運営していくために色々と奮闘していくお話。
他企業からの買収、火事、またKOMA復活に向けての数々の課題など、家族間のお話も含みながらストーリーが進んでいく。
ウイスキーや蒸留所があまり分からない方でも観れる流れになっていて流石お仕事シリーズ。わかりやすい。
家族間のお話が主軸にあり、それを第三者目線の主人公高橋(記者)がサポートしつつ見守っていく感じ。最初は主人公君ダメダメだったけど、急に人が変わって良い雰囲気になっていきましたね。
前半はウイスキーとは蒸留所とは駒田家とはという客観的な説明を、主人公を無知にすることで違和感なく説明してくれるのであれは必要無知だったのかなぁと。(仕方ない部分)
中盤は軌道に乗ってきたところに火事!まさか物理的な追い討ちとは。
それでも諦めずに皆の協力もあり、兄とも和解してKOMA復活!
無事ハッピーエンドです。
ウイスキーに魅せられた人たちの熱い想いがよく出ている作品で
つい涙腺が崩壊してしまいます。
【キャラ】
◾️駒田琉生
現駒田蒸留所の女社長。若くしてクラフトウイスキーわかばをヒットさせた話題のブレンダー。元美大生で父が亡くなって畳む予定の蒸留所を家族の絆の場所として残したい一心から急遽社長に。
最初は美人さんで落ち着いてる雰囲気だったけど、途中のテイスティングノート(BL)のところから大分キャラが可愛い方向に崩れ出した(笑)
◾️高橋光太郎
ニュースバリュージャパンの若手記者。
最初はやる気ないとか以前に社会人としてダメダメ過ぎなので
正直もう少しマイルドにできなかったのか…
途中からは大分マシになったけどスタートがあまりにマイナスすぎる可哀想なキャラ。
◾️河端朋子
駒田蒸留所の広報担当。琉生の幼馴染。
幼馴染とはいえ安定しなそうな蒸留所で就職とは中々の肝の座りっぷり。
琉生と光太郎の間に入って色々と話回す係。
◾️安元広志
ニュースバリュージャパン編集長。
できる上司感。
逆に「こんな上司いるのか…」って毎度P.A.WORKSさんの
お仕事シリーズでは思うよね。
◾️駒田圭
琉生の兄。桜盛酒造も経営企画部。琉生に買収話を持ちかけている。
父が駒田蒸留所が厳しくなった際にKOMAを止めることを決意。
それに憤慨した圭は家を出て行った。
なんやかんやいい人なのにやり方がヘタクソすぎる。
駒田父も含めコミュ力というか情報伝達が…
◾️東海林努
駒田蒸留所の古株職人さん。
怒る系の人かと思いきや、やらかした高橋光太郎にも
結構優しめに対応していて
「この爺さん。めっちゃいい人やん」ってなった。
【最後に】
SHIROBAKOほどわちゃわちゃしておらず真面目系のお仕事シリーズ。
どちらかというとプロジェクトXです。
多分音楽とナレーションつけたらもうプロジェクトX。
題材もウイスキー蒸留所という最近ウイスキーは人気にはなっているもののそれでもニッチな題材。興行収入はあまり伸びなそうではありますが、映画としては自分は好きでウイスキーの余韻のような良い後味が感じられる作品。
私が気に入った理由としては今年4月くらいからウイスキー飲み始めたのもあってタイムリーだったんですよね。白州買いたくて探してみたり、蒸留所も行きたいなーとかサイト見たりとしてたので丁度楽しめた感じです!
あと蒸留所という職場もすんなり受け入れられたのもありますね。
私の実家は鮭漁師なのですが社員も数名いて田舎の職場とかこんな感じだわー。
家族経営だわー。家族の酒みたいなのわかるー。
とか1人で納得してましたね。うちの場合は鮭ですが(笑)
そんなこんなで個人的は大変楽しめましたが興味というかシンパシーが少なめの方はどのような感想になるのか。果たして…
※余談
最近飲んでるウイスキーはタリスカー。
(潮っぽいの好きなのは漁師町育ちは影響してそう)
日本のだと白州が好き。
白州蒸留所見学が今年秋から再開しているので是非行きたい!
[0回]
PR