こんちゃ(´・ω・)ノ
映画見てきた。
ガンダム00劇場版。
ネタバレなどもあるので、
まだ見てない方はみちゃだめかも!
◆全体の概要
簡単に言うと、マクロスFです。
地球外生命体が地球に攻めてくる。
それを迎え撃つ、地球軍とソレスタルビーイング。
でも戦いではなく、対話によってわかりあう道をいくために、
イノベイターとガンダム00クアンタの意識を共有させて対話できる能力
+ヴェーダの演算能力で、
地球外生命体と戦わない、共存していく道を・・・
といった感じのストーリー。
まさかガンダムで地球外生命体と戦う日がくるとは・・・
用語など
◆イノベイド
ガンダム00セカンドシーズンの主な敵だったが、
もともとはリボンズというイレギュラーが指揮をとって
敵になっていただけ。
現在は、人間と同じように生きている。
もともとは、量子演算システムのヴェーダの端末。
ヴェーダはイノベイドからの情報をもらって、
予測演算などのさまざまな処理を行っている。
また、イノベイドは人間がイノベイターへの進化を
促す存在でもある。
◆イノベイター
脳量子波で意識や情報を共有させたり、感知する能力を持っている。
人間の進化した姿であり、
寿命は2倍、身体能力、演算能力も向上。
さらに脳量子波による情報共有?もできる。
ガンダム00セカンドシーズンで主人公の刹那がイノベイターとして覚醒している。
◆地球外生命体
名称はエルス。
・形は状態変化可能の金属。
例として人間、トラック、ヘリ、ミサイル、戦艦、ガンダムなどに形を変形させることができる。
・脳量子波に引かれる。
・取り込む。
人間やMSや戦艦に付着し、
徐々に付着した物体を取り込んで、
同じエルス(金属)としてしまう。
・学習能力があり、地球軍のGNシールドやGN粒子砲などの
技術や情報を取り入れ、
他のエルスに情報共有する。
劇中では、ガンダム型のエルスがビームを放っている。
・自分たちの惑星が太陽?かなにかのせいで、滅亡寸前。
そのため、生きるために宇宙に飛び出し、木星に到着。
劇中では木星からエルスが大量に攻めてくる。
◆ソレスタルビーイング
戦争根絶を掲げる武装組織。
劇中では、もう戦争していないため、
最近はまったく姿を見せていなかったらしい。
しかし、地球外生命体エルスの出現で、
人類が生き残るために地球軍とともに戦う。
◆戦力
【エルス側】
すごーくいっぱい。
母艦?というか一番中心にいるやつは、
月と同じくらいの大きさ。
【地球軍】
・ジンクスなどが主力の地球軍。
他にもグラハム率いる部隊がいる。
・ソレスタルビーイング
劇中ではこの戦力さを、
1 vs 10000とあらわしている。
スメラギさんも
「勝つ可能性はない。けど、希望はある(00クアンタでの対話のこと)」
といっている。
登場人物やモビルスーツ
◆刹那
イノベイターになったことで、さまざまなことを感知できるようになり、
そんな自分に戸惑っている。そのため、昔みたいに心を閉ざしたような感じになっている。
序盤は、劣化型のガンダム00でエルスと対話を試みるが、
あまりの情報量に脳にダメージを追う。そしてそのまま意識不明。
最後にガンダム00クアンタの高濃度圧縮粒子を利用した、
新システムとヴェーダの演算能力で、対話そして、
エルスの意識を理解、解析に成功する。
そして、エルスにも意思を伝える。
◆フェルト
なんか劇中だとすごい刹那とフラグが立ってて、
フェルトが刹那を完全に好きといった感じの表現になっている。
◆マリナ
アニメのときと同じで、地球で見守っている感じ。
最後に、未来でおばあちゃんになったマリナに、
エルスと同化している刹那が会いにきて
抱きしめあうシーンがある。
◆ティエリア
ヴェーダと同化しているが、
イノベイドで新しいガンダムとともにプトレマイオスに来る。
また、最後のエルスとの対話を試みるところでは
ヴェーダの演算能力でエルスの意思を解析している。
劇中ではラファエルガンダムに搭乗している。
いままでかなり図太いガンダムにのってきたティエリアだが、
今回はいがいとスタイリッシュ。
後ろにでかい装備が付いている以外は・・・
後ろの装備はいろんなキャノンやらビッドやらである。
また、後ろの装備はガンダムでもある。
火力はいつもどおり申し分ない。
途中、刹那や皆を逃がすために脳量子波を出して囮になり、
ラファエルガンダムを自爆させた。
ティエリア本体はヴェーダのため、イノベイドのティエリアは爆死しても大丈夫。
◆ロックオンとアレルヤ
劇中では一番戦闘シーンが多かったような気がする。
どちらも新機体で、エルスと交戦する。
ガンダムサヴァーニャ(ロックオン)は、シールドと武装がかなり強化されており、
火力防御力どちらもすさまじい。
「乱れ打つぜぇ」など、圧倒的な火力を発揮する。
ガンダムハルート(アレルヤ)は、やはりミサイルが強力。
あと、スピードとパイロット性能が高いので、
その部分でエルスを圧倒する。
「これが超兵の力だぁ」
アレルヤの思考+ハレルヤの脳量子波+マリー(ソーマ)
で圧倒。
電池ではなかった。
◆ミレイナ
やや年月がたってるので体は少し大人っぽくなった。
ただ中身はかわらず・・・。
前々からフラグは立っていたが、
ミレイナは劇中でティエリアに告白。
「どんな姿でも私はティエリアさんが大好きです!」
それを聞いて、イアンなど親2人はあわてる。
ティエリアのほうはどうなんだろう(´・ω・)
ティエリアはセカンドシーズンからだいぶ印象が変わったからねぇ。
いい感じだよね。
◆グラハム
今回はブシドーでない。
普通に仮面はずして、
カオがやけどだが、まぁ普通だ。
今回はだいぶ普通。
というかいままでが壊れていたが、
改心したのか普通だ。
だけどやはりグラハム。
かっこいい。
劇中では、
月ほどの大きなエルスの核に、
刹那を誘導するために、道を切り開き、
最後には自爆で、エルスの外壁に穴をあけて、
そこからガンダム00クアンタ(刹那)がエルスの核へと向かう。
死んだのかな(´・ω・`;)
MSはマスラオではなく、青いフラッグ。
トランザム可能であり、
火力も非常に高い。大型ビーム砲を撃てる。
また、機動力やスピードも高い。
ガンダムと比べても遜色ない。
◆左慈とルイス
ルイスはガンダム00セカンドシーズンの戦いで、
ある程度脳量子波を持っており、
今回エルスから狙われるターゲットに。
途中刹那の助けもあり、
左慈とルイスは脳量子波遮断施設に非難する。
その後、左慈は圧倒的戦力差を前に、
地球軍が急遽募集していた戦闘のバックアップ(整備とか?)
に志願し、戦場に赴く。
◆コーラサワー
さすがはコーラさん。
シリアスをぶち壊すキャラ性能?
いい感じに緊張を笑いに変えてくれるね。
戦場では、なかなかの活躍を見せるものの、
最後にはエルスがMSに取り付かれる。
コクピット内部が金属化されてきて、
もうすぐコーラも取り込まれるー。
ってタイミングでマネキンに通信をして、
別れを告げて、「ただでは死なない。こいつだけで道連れに」
で自爆しようとするコーラ。
あぁコーラがしぬぅー。
と思った矢先、流れ弾(ビーム)がたまたまあたり、
普通に宇宙にほっぽりだされるコーラ。
さすが死なない不死身のコーラサワー。
映画でも健在だとは・・・
・もう一人のイノベイター
劇中では、刹那以外にシャーマン大尉という人が、
イノベイターで登場する。
彼は色々と実験を受け、
自分のことをモルモットといっている。
彼専用のモビルアーマーが配備され、
劇中でも活躍をみせるが、途中で地球外生命体エルスに取り込まれ死亡。
ストーリー的には特にいなくてもよかったような気がする・・・。
刹那たちと特にからみなかったしね。
・イオリア・シュヘンベルグ
イオリアは未来でも見えるのか?
と思わせるくらいの予見力だ。
「来るべき対話」のため、
人間の宇宙進出のため、
演算能力のヴェーダ、ソレスタルビーイング、
ガンダム、太陽炉、イノベイド
そしてイノベイター。
これらを全て200年前から想像していたのか。
末恐ろしい。
セカンドシーズのラスボスのリボンズも結局は刹那をイノベイターとして覚醒させるための、
材料でイオリアの計算のうちだとしたら、
リボンズかわいそす。
・地球軍のMS
ガンダム00セカンドシーズンのあとなので、
全体的に、
GNシールド、トランザムが使える模様。
でも戦場にはティエレンとかもいたので、
新型のみかもしれない。
◆感想
全体を通して戦闘が結構多かったせいか、
作画がいいせいか、
久しぶりにガンダム00をみたせいか、
シナリオに意表つかれたせいか、
わからないが、ただただ圧倒されたかな。
自分は普通に楽しかったです。
ただ、ガンダムファンにはどう写るかはなぞです。
結構批判もありそうな作品。
でもGガンダムみたいに
この作品はこの作品でOK。
ガンダム00シリーズを全てみてきて、
最初からこの劇場版を意識して作っていたのだとしたら、
すごい。
てっきり、Wガンダムエンドレスワルツみたいに新たな敵が現れて人間同士が戦うとおもいきや、
まさかの地球外生命体。
これはこれでおもしろい。
また、絶望感や終末感がかなりあり、
それがある程度観客を引きこむ。
なんとか生きようとする人間のドラマが観客を引き込むのかな。
映画って、おもしろいおもしろくないで判断するのが一般的かなと思ったりもしますが、
実際映画って何かを伝えるために作られたもので、
単純に観客を楽しませたい。
恐わらがせたい。
という映画もありますが、
今回のガンダム00劇場版は平和に向けてのメッセージがこめられてるような気がする。
まぁアニメ版でもそうでしたが、
戦争がテーマなので、そうといえばそうなのですが、
この映画をただおもしろくないおもしろいだけで見て、
終わらせるのはなんかもったいない感じがしたりもする。
なので、自分は映画見るときって、
作成者側の意図や意思を把握して、
何を見ている人に感じでほうしいかを意識してみてたりします。
そういう面では、今回のガンダム00は新しくも面白い作品だったのではないかなぁと思ったりします。
最後に・・・
ガンダム00ってところどころツッコミたくなるネタがあって、
映画館だとツッコメないところが歯がゆかった!
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